UHFアンテナ


UHFアンテナについて

 
デジタル化されたテレビの電波。
UHFアンテナの設置だけで、地区ごとで放送されているすべての地上波テレビを視聴することが可能になりました。
 
UHFアンテナも形のラインナップが増え、フラットタイプのアンテナの普及も徐々に進んでいます。
BS/CSアンテナについても電波がデジタル化され、地上波が受信できない場所でのデジタル放送視聴にはBSアンテナを用いて放送を受信することが可能です。
※難視聴区域に限ります。
 
テレビの端末が多いご家庭にはブースターの取り付けもお勧めしています。
 


UHFアンテナの工事について

 
現在の地上波(デジタル電波)放送は、従来型のUHFアンテナというアンテナがあれば視聴することができます。
ただし、地上波のデジタル波はアナログ波よりも力が弱いため、電波受信強度を確保できていない場合にはテレビ画面にブロックノイズが発生したり、まったく映らない場合もあります。
 
かわりに、デジタル波は山からなどへ反射した電波を拾うこともできるので、それを利用して視聴できるように調整できる場合などもあります。
これには現地での調査とアンテナの方向調整が必要になります。
※実績は数件ありますのでご安心ください。
 
屋根上のUHFアンテナ(八木式アンテナ)を廃止して、壁に取り付けるフラットアンテナへ取り替えをすることもできますので、ご自宅の景観を気にされる方にお勧めです。
ただし、屋根上から壁面へのアンテナ移動によることによって隣家などの陰でがアンテナがさえぎられてしまったりと、立地状況によって電波が受信できなくなってしまう可能性等がありますので、事前に現地調査を行い、お客様と打ち合わせ後に着工させていただきます。
 

UHFブースター(増幅器)の設置について

 
全てのご家庭にブースターが必要というわけではありません。
ご家庭内でテレビを見ることができる部屋がある分だけ、テレビの配線は分配されています。
 
アンテナで受けた電波は、分配されるたびに減衰(減っていく)してしまい、テレビの視聴ができないチャンネルや部屋が発生してしまうことがあります。
テレビ配線が少ないご家庭には不要であることが多く、テレビ配線が多いご家庭には、取り付けを行うことをお勧めしています。
※配線が4分配以上あるご家庭には必要になってくる場合があります。
 
増幅するべき電波はアンテナで受けた直後が望ましく、配線が延長するほど電波減衰が発生してしまいます。
テレビ配線は、電波減衰の少ない線を利用しても、50mで10db(デジベル)の減衰が発生します。
 
100mではその2倍の20db(デジベル)の電波減衰が発生します。テレビの分配が原因だけではなく、配線の長さによっても電波は減衰してしまいます。
 
ブースターの増幅部はアンテナのすぐ後ろ。ブースターの電源部はテレビの後ろや、分配器の直前に設置するのが効果的です。
 

地上デジタル放送の難視聴区域について

 
山陰の状況によって地上波を受信できない地区がありますが、これらの対策としましては、BSアンテナの設置によって地上波テレビ放送を視聴できるようにすることが可能です。
※難視聴区域は高山市内でも何か所か点在する形で報告がされています。
※難視聴区域に登録された以外の場所ではBSアンテナを用いて地上デジタル放送の受信ができません。
 
場所や環境によって、山の陰になっている場所でも反射波を拾って地上デジタル放送を受信する方法もあります。
※実績もあります。
 
これ以外の対策につきましては、有線放送などの引込によって視聴する方法がありますので、これらについてお悩みになられている方は、一度ご相談ください。
 

地上デジタル放送が映らない場合の改善方法

 
受信する電波感度がある程度見込めている場合にはこのような方法もあります。
 
 
① テレビとテレビ端末の間の線を太いものへ交換
 
多くの場合、この部分を交換するだけで地上デジタル放送が映るようになったりする場合があります。
この間の線が細い場合、せっかくテレビ端末まで良い電波が来ているのに、テレビまでの間で細い線を通るために、電波が減衰しているということが起こります。
また、録画機器を通った後にテレビへ配線が及んでいる場合にも同じ現象が起こり得ますので、まずはこの部分を注意してみます。
 
 
② 分配器部分の改修
 
分配器とは、自宅の中へ引き込んだテレビ配線を各部屋へ分配している部品です。
屋外用の製品などでは、経年劣化による破損や、端子部分のゆるみなどがあります。
屋内用では、電波損失の少ない部品へ交換するなどで改善できる場合があります。
 
 
③ ブースター(増幅器)を強力な物へ交換
 
住宅用のブースターには33db(デジベル)形が多く利用されています。
このブースターを41db(デジベル)形へ変更することで、受信が可能になる場合もあります。
ブースター(増幅器)は高価な部品ですので、調整しても受信できない場合の対策としてお考えください。
 
 
④ テレビ端末部分の改修
 
テレビ端末とは、テレビの配線をいつでもつなげられるようにと設置されている部分のことです。
旧式の部品を使用している場合、テレビとの接続に接栓タイプの配線を使用できない場合があったり、壁内部で配線がしっかり固定されていな場合もありますので、上記の改修でも受信できない場合に行う4段階目の改修工事になります。
 
 
⑤ 引込している配線の改修
 
住宅へ引き込んでいる配線が長く、アンテナまでが遠い場合などでは、太い配線への交換を行うという手段があります。
古い配線では電波減衰が激しい場合もありますので、この部分を改修することで受信できる場合があります。
テレビ配線は、電波減衰の少ない線を利用しても、50mで10db(デジベル)の減衰が発生します。
 
100mではその2倍の20db(デジベル)の電波減衰が発生します。
しかしながら、この配線を太いものへ変えるという工事には費用が掛かります。
ですので、実際には最後の手段と考えるべきかもしれません。
 
また、強風などによってアンテナの向きがずれていたり、配線部分が緩んでいる場合なども考えられますので、事前にいつころから映らなくなったのかなどの質問をすることがありますのでご了承ください。
 

UHFアンテナの大まかな種類と適正な使用場所

 
UHFアンテナには大まかに4種類の受信用レベルが設定されています。
 
 
① 強電界用
 
基地局から近く、屋外タイプのアンテナではなく、室内アンテナの設置でテレビを視聴できるような地域です。
八木式アンテナの場合には素子が少ないアンテナで受信が可能です。
 
 
② 中電界用
 
強電界と弱電界の中域にあたる地域です。
ですので電波が強い場所もあれば、弱い場所もあるのでアンテナの選別が重要です。
 
 
③ 弱電界用
 
電波を送信している基地局から遠く、電波の弱い地域のことです。
この地域ではアンテナの素子が多いアンテナを使用することで電波を受信できます。
八木式アンテナでは、20~25素子の物を選択します。
 
 
④ 超弱電界用
 
電波を送信している基地局から遠く、地形の状況により電波の弱い地域のことです。
この地域ではアンテナの素子が多いアンテナを使用することで電波を受信できます。
八木式アンテナでは、20~27素子の物を選択します。
 
パラスタック式のアンテナを採用することで、受信レベルを上げることが可能です。
もしこのアンテナを使用しても受信できない場合には、共同受信への加入や、有線での有料受信をお勧めします。
 

UHFアンテナ施行写真

フラットUHFアンテナ施行写真

UHFアンテナの雪害資料写真

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