三相動力配線について

三相動力配線のQ&A

 
お客様からご依頼を頂いた中で、携わり解決してきた事例などを簡単ではありますが質疑応答の形式にて記載しております。
全ての事例を掲載しているわけではございませんので、詳しい質問などはお問い合わせにてお送りくださいますようお願い申し上げます。
ここで困っていることへの解決の糸口を見つけていただけたなら幸いです。
 

Q 手元開閉器(スイッチやブレーカの事)、コンセントについてのお悩み

Q 専用配線、専用電源、配線などについてのお悩み

Q ブレーカが切れる、漏電ブレーカが切れるなどについてのお悩み

Q モーターが動かない、機械が止まるなどについてのお悩み

Q 工場や作業場の有圧扇、畜産用換気扇などについてのお悩み

Q 三相動力エアコンについてのお悩み① 新設、移設、撤去編

Q 三相動力エアコンについてのお悩み② 故障、修理編

Q 変電設備などについてのお悩み


A 手元開閉器(スイッチやブレーカの事)、コンセントについてのお悩み

 

 

Q:手元のスイッチが壊れた!コンセントが壊れた!

 

スイッチ、コンセントの交換は容易に行えます。

スイッチ本体、コンセント本体そのものを交換して対応します。

 

また、手元スイッチと呼ばれるブレーカもありますが、こちらの取替も対応します。

 

 

 

Q:機械の電源スイッチが思うような場所にない、機械の電源スイッチが離れていて操作しにくい。

 

スイッチの配線を増やしたり、スイッチそのものを移動したりして対応します。

 

 

 

Q:コンセントが欲しい場所にないからコンセントを増やしてほしい。

 

コンセント用の電源が簡単に持ってこれる場所であれば、配線工事を短時間で済ませることができます。

天井裏を確認できる場所や、天井裏に侵入できる場合にも同じことが言えます。

 

配線する場所に電源がなく、天井裏や壁内部に配線を隠ぺいできない場合もありますが、目立たない配線をすることが可能ですので、お客様との相談の上で配線をいたします。

 

ただし、据え付ける機械の負荷(どれくらい電気を消費するのかの値)契約の場合には、コンセントではなく直結が原則となりますので、ご了承願います。

 

 

A 専用配線、専用電源、配線などについてのお悩み

 

 

Q:作業場を離れた場所に建てたから、そこにも動力配線をしてほしい。

 

電源が簡単に持ってこれる場所であれば、配線工事にあまり時間はかかりません。

 

道路挟んだ向かいに車庫がある場合などの場合には、配線規定がありますので、架空で配線する電線の高さを5m以上に確保しなくてはなりません。

 

道路を往来する車の進行を妨げることができませんので、工事方法にある程度の規制がかかる場合がありますのでご了承ください。

 

私有地内での配線の場合にはこれといった規定はありませんが、安全を確保するために最低限の配線の高さを確保させていただきます。

また、配管を地中に埋設して配線する工法もありますので、ご相談ください。

 

 

 

Q:梱包機の機械に電源配線をしてほしい。

 

分電盤、および配電盤から専用の回路を配線して対応します。

機械によって使用する電流値(A)が違いますの。

ですので、分岐できる回路に余裕がある場合にはそこから配線し、余裕がない場合には分電盤、および配電盤内で配線を改修して対応します。

 

 

 

Q:機械の容量を調べて、それに見合った配線をしてほしい。

 

分電盤から専用回路を配線して、電気的に容量が不足している場合には、中部電力への申請や配線を当社ですべて行います。

 

※自家用変電設備を使用されている方には、これに当てはまらない場合があります。

※引込工事につきましては引込会社へ委託する場合がございます。

 

使用する機器によって電流値(A)と消費電力(W)が変わりますので、各配線経路へつながっている機械の合算値を計算して配線を改修して対応します。

 

 

 

Q:機械を移動したからそこへ電源を移動してほしい。

 

機械移動時の配線移動は、配線の延長にて対応します。

 

ただし、著しく遠い場所への移動や、電源配線がない場所への移動の場合には、配線の延長ではなく、その場所にある電源を利用したり、新たに分電盤および配電盤を設ける必要がある場合があります。

 

例を挙げますと、著しく離れた場所へ移動したロクロ機に電源が必要な場合、お客様の作業場ならびに工場内で使用できる三相動力電源のある場所(分電盤、および配電盤)から新たに配線を準備する必要があります。

 

もしも、その移動した先に三相動力電源がない場合には、配線延長をして対応する場合や、今後の増設も踏まえて、作業場および工場内の主電源番から配線を分岐し、配線をすることをお勧めする場合があります。

 

これは今後に余計な出費を避けるため、よく施工する事例となります。

 

新規でのご契約の場合には、移動予定の機械を先にご準備いただきまして、その仕様を中部電力へ申請する書類に記載します。

使用する電力の大きさ、使用する期間などで配線がその都度かわる場合がありますので、ご了承願います。

 

※引込工事につきましては引込会社へ委託する場合がございます。

 

 

 

Q:機械を大きいものに変更したから、配線を改修してほしい。

 

分電盤から専用回路を配線して、電気的に容量が不足している場合には、中部電力への申請や配線を当社ですべて行います。

 

※自家用変電設備を使用されている方には、これに当てはまらない場合があります。

※引込工事につきましては引込会社へ委託する場合がございます。

 

使用する機器によって電流値(A)と消費電力(W)が変わりますので、各配線経路へつながっている機械の合算値を計算して配線を改修して対応します。

 

単独回路で配線されている機械の場合には、それに見合った配線と開閉器(ブレーカ)を準備して対応します。

 

 

 

Q:事務所から遠く離れた場所の動力配線、配管を修理してほしい。

 

修理する場所がどこであっても、問題の発生している場所を特定して修理して対応します。

 

電気の使い過ぎなどで破損した場合での配線修理は、使用される機器の電流値(A)と、消費電力(W)を調査の上、各配線経路へつながっている機械の合算値を計算して配線を改修、修理して対応します。

 

単独回路で配線されている機械の場合には、それに見合った配線と遮断機(ブレーカ)を準備して対応します。

また、配管の腐食等でむき出しになってしまった配線の再保護もこれに含まれます。

 

 

A ブレーカが切れる、漏電ブレーカが切れるなどについてのお悩み

 

 

Q:メインブレーカがよく切れてこまる! (契約ブレーカの容量アップ編)

 

メインブレーカが切れる原因は電気の使いすぎで、ブレーカに 30A と書かれていれば、それ以上に電気を使いすぎてしまっているということになります。

 

メインブレーカを交換することよって容量を上げることができますので、中部電力へ申請を行って 30A から 40A へ容量アップすることができます。

 

※容量を上げることによって基本料金も上がります。

※自家用変電設備を使用されている方には、これに当てはまらない場合があります。

 

ほとんどの場合これで解決します。

 

しかしながら、メインブレーカの容量を上げることによって、電線に流れる電流も増えてしまいます。

それに対応した配線ではない場合には、配線を入れ替える工事が必ず発生してしまいますのでご了承ください。

 

※引込工事につきましては引込会社へ委託する場合がございます。

 

三相動力のメインブレーカが切断されてしまうと生産ラインが停止してしまうとともに、加工中の素材とともに機械が止まってしまい機械が破壊される恐れがあります。

 

遮断機(ブレーカ)の劣化でもごくまれに起こりうることですが、もしも機械の電気容量を増やしていたり、電圧変動を起こさせてしまうような機械や、高周波を発生させる機械を設置している場合には遮断機(ブレーカ)が切れる場合があります。

 

これを避けるためにも、使用している機械の把握をしていただき、遮断機(ブレーカ)の容量を超えない数値内で使用するようにしてください。

 

遮断機(ブレーカ)の増設、それに伴う配線の改修工事につきましては事前に現地調査を行い、どれくらい工費がかかるのかのお見積もりをいたします。

 

 

 

Q:ブレーカがよく切れてこまる! (分岐回路用ブレーカの場合)

 

まずは遮断機(ブレーカ)に流れる電流を測定して、切れてしまう原因を探します。

その後に配線分け(多く電気を使用している機器を別回路につなぐ)などを行い、電気が切れないように分電盤および配電盤で配線を改修します。

ほとんどの場合、これで解決します。

 

専用回路の分岐用遮断機(ブレーカ)が切れてしまう場合には、容量が足りていないことや、遮断機(ブレーカ)の劣化が考えられます。

この場合には遮断機の交換や、遮断機の容量アップで対応します。

 

また、遮断機(ブレーカ)が切れる症状として、短絡(ショート)や単相運転が考えられますので、その場合には機械の運転を停止して、調査することをお勧めします。

 

 

 

Q:漏電して停電してしまう! (漏電ブレーカの場合)

 

まず、漏電している分電盤、および配電盤の回路を特定します。

その後に漏電している機器や配線部分を見つけ出します。

たいていの場合、余熱ヒーターや配線の配管出口付近など、おおよその見当をつけて特定作業に入ります。

 

しかし、配線が途中で何本にも分岐されている場合には、漏電している場所の特定に時間がかかる場合があります。

 

天井裏や埋設配管内で配線が漏電している場合には、新規配線工事を行って対応します。

 

事例をブログに乗せていますのでこちらをご参照ください。

http://ikedadenkou.hida-ch.com/e587758.html

 

 

A モーターが動かない、機械が止まるなどについてのお悩み

 

 

Q:電源が入っているのにモーターが動かない!

 

なにより最初に疑う場所としましては、遮断機(ブレーカ)とともにモーターを保護するサーマルという、マグネットスイッチ以降に設置されている、過負荷保護装置の動作です。

 

過負荷保護というのは、たとえばベルトコンベアのモーターが動かないとしましょう。

このベルトコンベアとモーターをつなぐギア、またはチェーンに石が挟まってしまったと仮定します。

 

こうなると、モーターが動けなくなってしまうため、モーターが無理に動こうとして電流をいつもより多く消費します。

サーマルはこの異常な電流を感知して、モーターを保護しようと電力供給を遮断する動作をします。

 

この場合、ブレーカ(遮断機)は「入り」になっているにもかかわらず、モーターへ電力が供給されていないという現象が起こります。

 

もしもサーマルが動作していた場合には、サーマルを復旧する前に必ず止まっている機械に異常が起きていないかを確認してください。

 

異常がない場合でも、サーマルの動作を解除する前にブレーカ(遮断機)を一度「切り」にしてからサーマルの動作を解除してください。

その後遮断機(ブレーカ)を入れるようにしてください。

 

① モーターの故障。

② 配線の切断。

③ マグネットスイッチの故障

④ 制御系の故障

 

上記した4つの原因も考えられますので、この症状が起こってしまった際、またはどうしても復旧できない場合にはご連絡をください。

どのような場合にもそれに合った施工で対処をいたします。

 

 

 

Q:電源を入れたらモーターから焼けたにおいがした!

 

なにより最初に疑う場所としましては、モーターに接続されている配線の状態と、大容量の機器によく使用されているスターデルタ変換機の故障です。

 

モーターにつながる配線の状況確認をする理由としましては、三相動力配線のモーターの場合には、配線が3本のものと6本の物があります。

 

実は、三相動力のモーターは配線が2本でも動いてしまいます。

しかしこれは片相運転といって、モーターを損傷させる最大の原因になります。

 

振動や摩擦によって配線が欠落して起こるよくある事例でもあります。

 

モーターのブラシ交換だけで済めばよい方で、モーター交換ということにもなりかねない症状です。

 

スターデルタ変換機の故障とは、モーターにかかる負荷が大きい最初の運転時にはパワーが必要なためにパワー重視のモーター回転をさせて、一定時間をおいて回転がスムーズになった時にスピード重視のモーター回転にする。

このような装置だとお考えください。

 

※あくまでもわかりやすくするための説明ですので、この通りではありません。

 

モータ―はどちらの状態でも回転を続けますが、ずっと最初の状態の回転が続くことで、徐々にモーターに負荷が掛かっていきます。

こによる継続的な劣化でモーターが焼けてしまう場合があります。

 

この場合には、モーター交換とともに、スターデルタ変換機の改修も必要となります。

 

現在はあまり見かけなくなりましたが、手動式の可変式抵抗の操作ミスによるモーターの焼け付の事例にも立ち会ったことがあります。

振動の多い場所や、風雨にさらされているモーターは定期的に調査することをお勧めします。

 

 

 

Q:機械の動きがおかしい!

Q:制御盤の動作がおかしい!

 

まず、動作がおかしい場合には制御盤を確認するとともに、電圧異常がないか、部品等が欠落していないかを確認します。

 

制御盤内にはタイマーやリレー、制御用の電源ユニットなどがあり、どの部品が欠落してしまっても、または故障してしまっても機械の動作に異常が出る場合があります。

 

部品の損傷であれば同等品の部品を交換し、電源電圧が異常であれば電源ユニットを交換して対応します。

 

しかしながら、インバーター制御盤や、シーケンサ制御がされている機械は当社で調整ができませんので、専門の業者に委託する場合があります。

 

 

A 工場や作業場の有圧扇、畜産用換気扇などについてのお悩み

 

 

Q:換気扇をとりつけてほしい!(換気・給気)

 

お客様がどのような目的でどのように使用されたいかによって、換気扇の形状や大きさ、種類が変わります。

 

1.夏場いつまでも工場が暑い、熱気を作業スペースから排出したいというお悩み。

これには有圧換気扇を設置して熱気を強制排出させます。

 

2.曲木の水蒸気による湿気が抜けないためにいつもジメジメしているというお悩み。

これも有圧換気扇を設置して湿気を強制排出させます。

 

3.通路内の空気を循環させたいというお悩み。

これには斜流ファンというジェットファンを設置し、強制的に風の流れを作りだし、熱気や淀んだ空気を強制排出させます。

 

お客様の要望に合った換気扇を選択して工事を行います。

どのような目的で使用したいかによって、換気扇の大きさと種類が限られますので、現地での打ち合わせが必要です。

 

※要望される場所への換気扇が取り付けられない、または配管経路的に施工が無理な場合もありますのでご了承ください。

 

 

 

Q:換気扇から変な音がする!

 

換気扇にも経年劣化がありますし、モーターを使用しているので時間を経て摩耗した回転軸から異音がする場合があります。

この場合には換気扇の交換をして対応します。

 

埃が換気扇の羽根部分に堆積して回転や吸い出す力を弱めてしまっている場合があります。

換気扇は、適度に掃除することをお勧めします。

そのほうが長持ちしますよ。

 

 

 

Q:換気扇が動かない!

 

換気扇にも経年劣化がありますし、モーターを使用しているので時間を経て摩耗した回転軸から異音がする場合があります。

 

故障の多い場所として挙げられるのは水蒸気が多く発生する場所や、使用頻度が高い空間の換気扇です。

この場合には換気扇の取り換えで対応します。

 

埃の体積によるモーターへの負荷がかかることによって、ファンが安定した回転をすることができず、経年と共に焼き付きが発生します。

 

堆積した埃によってファンの回転が遅くなると、風を送り出した先の配管やフードにも埃が堆積していくという悪循環が起こり、最終的に負荷がかかりすぎて異音から故障へつながります。

 

異音が発生した換気扇は動かなくなる確率が高いので、配管内やフードを掃除するとともに、交換をお勧めしてします。

 

 

 

Q:作業場の排熱換気用に通気口を作ってほしい。

 

大風量の換気扇を使用される場合に多いお悩みなのですが、密閉された空間にたとえ大風量の換気扇を設置してもほとんど効果はありません。

それは、換気扇を設置したその空間に空気の流れる道がないからです。

 

プロペラをいくら回しても、密閉された空間からは換気扇がどう頑張っても空気を押し出すことができないのです。

ですので、換気扇の吐き出す風量に見合った通気口を設けることによって、換気扇本来の力が発揮できるようになります。

 

自宅などで経験はないでしょうか?

換気扇を回している部屋の扉を閉めると換気扇がうるさくなる。

 

これは換気扇が吐き出そうとしている空気の流れが少なくなってしまい、換気扇への抵抗が生まれているためなのです。

 

通気口は、設置されている換気扇に見合ったものを設置して対応します。

ガラリだけの製品からフィルター付きの製品まで準備できます。

 

 

 

Q:畜産用換気扇をふやしてほしい。

 

畜産用換気扇の準備、設置まですべて当社で行います。

設置にはメッセンジャーワイヤや、チェーンを採用して固定しますので、強固に固定することができます。

 

インバーター換気扇を増設、またはインバーター制御のかかっている回路に換気扇を増設する場合には、インバーター装置が制御できる換気扇の台数を超えていない場合のみ増設することができます。

 

もし回路数を超えてしまっている場合には、インバーター装置を交換する方法か、新規にンバーター装置を増設する方法があります。

 

インバーター装置は高価な装置です。

お客様との打ち合わせを行い、見積もりをご確認いただき、納得していただいた上で施工させて頂きます。

 

 

 

Q:畜産用換気扇をインバーター化してほしい。

 

畜産用換気扇をインバーター化することは可能です。

ですが、動作させたい換気扇の負荷が同じであることが条件になります。

 

これは、負荷が軽い換気扇をゆっくり回した際に、大きい負荷の換気扇が回らない可能性があるからです。

各換気扇へつながる回路にサーマル(過負荷保護装置)を設置して、個々の換気扇を保護する必要があります。

 

これは、換気扇に異常が発生した際に換気扇を保護する目的と、インバーター回路を保護する目的があります。

 

また、インバーター装置を取り付けることによって電気的なノイズが発生し、周囲の環境へ影響(ラジオにひどいノイズが入る等)が発生しますので、換気扇への接地(アース)が必要なことと、ノイズフィルターの設置が必要になります。

 

設備の改修の際には、シールド配線(ノイズ低減用)を使用する事もお勧めしています。

 

 

 

Q:換気扇用にインバーター新設してほしい。

 

換気扇をインバーター化することは可能です。

ですが、動作させたい換気扇の負荷が同じであることが条件になります。

 

これは、負荷が軽い換気扇をゆっくり回した際に、大きい負荷の換気扇が回らない可能性があるからです。

各換気扇へつながる回路にサーマル(過負荷保護装置)を設置して、個々の換気扇を保護する必要があります。

 

これは、換気扇に異常が発生した際に換気扇を保護する目的と、インバーター回路を保護する目的があります。

 

また、インバーター装置を取り付けることによって電気的なノイズが発生し、周囲の環境へ影響(ラジオにひどいノイズが入る等)が発生しますので、換気扇への接地(アース)が必要なことと、ノイズフィルターの設置が必要になります。

 

設備の改修の際には、シールド配線(ノイズ低減用)を使用する事もお勧めしています。

 

インバーター装置は精密機器ですので、できるだけ涼しく埃の少ない場所に設置するのが最も良い場所だと考えています。

畜産用に使用される場合など風通しの悪い場所などでは、藁の誇りによる機器の冷却効果の低下を招いたり、腐食性ガスが発生して機器の寿命を縮めることにもつながります。

 

インバーター装置には小型の冷却ファンが備わっていますが、これは周波数を変化させる動作で機器が熱を多く発生させてしまうので、これを冷却するための装置です。

 

埃の堆積などで冷却ファンが停止してしまうと、インバーター装置は自身の保護のために運転を停止する場合があります。

実際にお客様の現場でも冷却ファンが故障して動かなくなってしまっている事例や、異常加熱によって停止してしまっているインバーター装置を見てきました。

 

インバーター装置は精密機器です。

使用環境状況によって動作状態が左右されますし、雷にも弱い機器です。

正しく取扱い、安全に使用できるように施工させていただいております。

 

 

A 三相動力エアコンについてのお悩み① 新設、移設、撤去編

 

 

Q:エアコンを取り付けてほしい。 その①(壁掛けタイプのエアコン編)

 

新しく購入したエアコン、持っていたエアコン、譲ってもらったエアコンなど、壁掛けタイプのエアコンは取り付けが比較的簡単に行うことができます。

 

1階でも2階でも場所を問わず取り付けを行います。

 

室外機を置く場所が限定されてしまう場合や、配管を目立たなくするために隠ぺいする場合には施工に多く時間がかかる場合がありますのでご了承ください。

 

※持っていたエアコンや譲ってもらったエアコンの場合、冷媒ガスの圧力が著しく低下していることがありますので、その場合には冷媒ガスの充填をする必要があります。

詳しくはエアコンについてのお悩み その②故障・修理編をご覧ください。

 

事例をブログに乗せていますのでこちらをご参照ください。

http://ikedadenkou.hida-ch.com/e569380.html

 

 

 

Q:エアコンを取り付けてほしい。 その②(天井埋め込みタイプのエアコン編)

 

天井埋め込みタイプエアコンの施工には時間がかかります。

 

取り付ける天井面により奥、天井裏から吊る必要がありますので、天井面の開口作業と、冷媒ガスの配管とドレン(結露排水)配管を天井裏へ回す作業を別々に行う必要があり、事前にエアコンが埋め込めるだけの天井裏の高さがあるのか、配管経路はどのようして配管するのかを十分に調査しなくてはいけません。

 

調査をしっかりと行うことで取付は安全かつ安心して確実に行うことができますので、打ち合わせはしっかりとする必要があります。

 

事例をブログに乗せていますのでこちらをご参照ください。

http://ikedadenkou.hida-ch.com/e558949.html

 

 

 

Q:エアコンを別の部屋へ移動してほしい。

 

家庭用エアコンの移設は簡単に行うことができます。

冷媒ガスを室外機に戻し、室外機と室内機を外します。

その後冷媒配管の撤去を行い、続いて壁に空いた冷媒配管の通っていた穴を専用の材料でふさぎます。

 

あとはエアコンを新設する作業と同じ工程で作業します。

使用していた室外機配冷媒配管、ドレン(結露排水)配管は新しいものに交換します。

 

 

 

Q:エアコンを撤去して処分してほしい。

 

家庭用エアコンの撤去は簡単に行うことができます。

冷媒ガスを室外機に戻し、室外機と室内機を外します。

その後冷媒配管の撤去を行い、続いて壁に空いた冷媒配管の通っていた穴を専用の材料でふさぎます。

 

撤去したエアコンは家電リサイクル法に基づいて処分しますので、別途リサイクル料金が必要になりますのでご了承ください。

 

業務用エアコンの場合には、冷媒ガスを改修する専門の業者を同伴することがあります。

これは冷媒ガスを回収して分解しなくてはいけないためです。

 

大気の破壊やオゾン層破壊を抑制するためにもご協力をお願いしています。

 

 

A 三相動力エアコンについてのお悩み② 故障、修理編

 

 

Q:エアコンがよく停止してしまう! その①(冬季の霜取運転を故障と考えてしまう)

 

もっともエアコンが停止してしまうという依頼を受ける割合が多いのは冬期です。

不調の原因は、正常な動作を不調だと考えてしまっている場合です。

 

エアコンが暖房運転をする際に熱交換を行いますので、室内機には温めた冷媒ガスを送り、室外機では冷えた冷媒ガスが発生してしまいます。

そのために、室外機内部に短時間で霜が発生し、熱交換を妨げてしまいます。

この霜を融かすためには、エアコンが冷媒ガスを温めるのを停止して霜取運転をしなくてはならないため、エアコンがよく停止してしまうと感じてしまう場合があります。

 

これは暖房に秀でた機種以外に必ず起こりうる現象ですので、まずはあわてずにリモコンに表示されるエラーを確認することをお勧めします。

 

また、霜取運転中にエアコンを停止されてしまうと、翌日の運転まで霜が消えずに残ってしまって運転までに時間がかかる場合がありますのでご注意ください。

 

事例をブログに乗せていますのでこちらをご参照ください。

http://ikedadenkou.hida-ch.com/e535545.html

 

 

 

Q:エアコンがよく停止してしまう! その②(冷媒ガスの低下)

 

エアコンは冷媒ガスを使用して熱交換をすることによって冷房と暖房を行う器械です。

そのため、冷媒に使用されているガスが漏れなどで低減している場合、エアコンの効きが悪くなることがあります。

この場合には漏れている場所を特定して改善し、エアコンの室外機へ冷媒ガスを補充することで対応できます。

 

冷媒ガスが著しく低下してしまっている場合に、保護装置によってコンプレッサーが働き、エアコンが停止してしまうこともありますので、冷媒ガス圧の調査が必要になります。

 

 

 

Q:エアコンがよく停止してしまう! その③(室内機のフィルター目詰まり)

 

冷媒ガスが原因ではないエアコンの不調に、室内機のフィルター目詰まりという可能性もあります。

フィルターが目詰まりすることによって送風力がなくなってしまい、効き目が落ちてきたと感じてしまう場合があります。

フィルターが目詰まりしている状態で送風しようとすると、送風用のモーターに過負荷が働きますので、これを検知してエアコンが自己判断で停止させてしまう場合もあります。

 

この場合にはフィルターの掃除をすることで改善につながりますので、一度確認される事をお勧めします。

 

事例をブログに乗せていますのでこちらをご参照ください。

http://ikedadenkou.hida-ch.com/e579139.html 

 

 

 

Q:エアコンの効きが悪い! その①(冷媒ガスの低下)

 

エアコンは冷媒ガスを使用して熱交換をすることによって冷房と暖房を行う器械です。

そのため、冷媒に使用されているガスが漏れなどで低減している場合、エアコンの効きが悪くなることがあります。

この場合には漏れている場所を特定して改善し、エアコンの室外機へ冷媒ガスを補充することで対応できます。

 

 

 

Q:エアコンの効きが悪い! その②(室内機のフィルター目詰まり)

 

冷媒ガスが原因ではないエアコンの不調に、室内機のフィルター目詰まりという可能性もあります。

フィルターが目詰まりすることによって送風力がなくなってしまい、効き目が落ちてきたと感じてしまう場合があります。

この場合にはフィルターの掃除をすることで改善につながりますので、一度確認される事をお勧めします。

 

事例をブログに乗せていますのでこちらをご参照ください。

http://ikedadenkou.hida-ch.com/e579139.html 

 

 

 

Q:エアコンが動かない! その①(冷媒ガスの著しい低下)

 

エアコンは冷媒ガスを使用して熱交換をすることによって冷房と暖房を行う器械です。

そのため、冷媒に使用されているガスが漏れなどで低減している場合、エアコンの効きが悪くなることがあります。

この場合には漏れている場所を特定して改善し、エアコンの室外機へ冷媒ガスを補充することで対応できます。

 

冷媒ガスが著しく低下してしまっている場合に、保護装置によってコンプレッサーが働き、エアコンが停止してしまうこともありますので、冷媒ガス圧の調査が必要になります。

 

著しく低下してしまった冷媒ガスを補充するためには、エアコンが生産されたメーカーへ修理依頼として室外機を外して送らなければなりません。

 

 

 

Q:エアコンが動かない! その②(コンプレッサーの故障)

 

コンプレッサーの修理には室外機を外す作業に加え、修理費に買うくらいのお金がかかる場合が大半です。

室外機内部のコンプレッサーが故障してしまった場合、修理するよりもエアコンを新しくすることをお勧めしています。

 

 

 

Q:エアコンが動かない! その③(制御基板の故障)

 

制御基板の故障は滅多にはありませんが、ごくまれに事例としてあります。

その多くの原因は雷による以上電圧を受けての基盤故障です。

また、基盤を取りかえても確実に直る保証がありませんので、安易に取り替えて直りますとは言えません。

 

実際に基盤を交換した業務用のエアコンがすぐに誤動作をした事例もありました。

基盤が故障するほどの電圧がかかっていた場合、他の部品も破損している可能性があり、特定も困難です。

 

制御基板は高価な部品ですので、修理するよりも、新しいエアコンに買い替えすることをお勧めします。

 

これ以外にも、室外機内部に小動物や虫が入り込み基盤を損傷させるという話を聞いた事

がありますので、その場合には基盤交換で修理が可能ではないかと考えられます。

 

 

 

Q:エアコンが動かない! その③(室外機ファンモーターの故障)

 

モーターの故障は滅多にはありませんが、ごくまれに事例としてあります。

原因は特定できませんが、モーターが焼け付いて動かなくなっているエアコンに遭遇した事例もあります。

 

この場合には、モーターを新しいものに交換することで改善できる場合がほとんどです。

ファンモーターが動かないと、過負荷を検知してエアコン自身が運転を停止しますので、メーカーからモーターを取り寄せて交換修理をして対応します。

 

 

A 変電設備などについてのお悩み

 

 

Q:キュービクルを導入したい。

Q:トランスの交換をしたい。

Q:変電の容量を替えたい。

 

導入には、設備の機器がどのくらい電気を使用するかを調べなくてはいけません。

新規での導入の場合には設置する機械等の使用が分かりますので導入計画は立てやすいと思われますが、柱上変圧設備からのキュービクル化になりますと、事前調査と工事計画に時間がかかりますのでご了承ください。

 

事例をブログに乗せていますのでこちらをご参照ください。

http://ikedadenkou.hida-ch.com/e590563.html

 

解決方法の提案や、根本的な改善をいたします、お任せください。

 

 

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