ハイハイ店番について
店舗などの玄関に設置してお客さんの来店をセンサーで検知し、店舗奥などの呼び出しチャイムで店員を呼び出す機能になっています。
自宅併設などの小型店舗に最適なチャイムで、チャイムを鳴らせる受信機部分ではお客さんの来店を知らせる「報知」モードと、閉店後に店内入口の異常を知らせる「警報」モードの切り替えができます。
増設できる警報ブザーや赤色回転灯と組み合わせることで、店内の防犯も強化することが可能です。
このほかにも、「いらっしゃい店番」という商品があります。こちらでは、「ハイハイ店番」の受信機と組み合わせることによって上記した同機能が使用できるうえに、お客さんの来店、帰宅時に入り口に設置された「いらっしゃい店番」から『いらっしゃいませ』『ありがとうございました』の音声を出すことができます。
この機能は、センサーのお客さんが向かってくる方向を識別することによって正しい音声を発声します。
ハイハイ店番の工事について
ハイハイ店番にはエコー方式と熱線式の2種類があり、どちらも屋外への設置はできません。
検知部分と本体とセットになっており、有線での配線が必要になります。
エコー方式は設置の仕方で誤動作する場合があります。
検知部分を真下へ向けることやガラスに向けて取り付けると誤動作します。（ガラスを通して外部の人を検知する場合があります。）
また、 車などの大きな振動やゆれがあると反射量が変化し動作する場合があります。
本体から検知部分までの配線最大距離は 50m となっていますので、この距離範囲内での施工が必要です。
上記しましたが、ハイハイ店番の検知器（熱線式）は屋内用のため屋外へ取り付けることができません。
屋外に取り付けた場合には誤動作することがあります。
この検知器は検知エリア内に入ったときの温度変化を検知する方式のものですので、検知エリア内の温度が急に変化した時に誤動作をしたり、周囲温度の差がほとんどない屋外では人が通っても検出できない場合があります。
以下の条件下に当てはまる場所へは接地工事ができません。
1. 急激な温度変化のある場所・雨、風の直接あたる場所。
2. 取り付け高さが4m以上になる場所。
3. 屋外（特に直射日光や雨のあたる場所）、ヘッドライトの直射、また強力な電気的雑音の入る場所。
4. 大理石など反射の強い床面のある場所。（検知エリア外の人を検知する場合があります）
5. ねずみや猫などの通路になりやすい場所。
6. のれんなど検知エリア内に動くものがある場所。
7. 前面（検知エリア内）に障害物のある場所。
店舗の入り口付近に設置してお客様の来店をセンサーで検知します。
検知すると店舗奥などの呼び出しチャイムを鳴らし店員を呼び出す機能となっています。
その他の増設機器や配線を追加する事ができますので、必要に応じて追加施工する事ができます。