電気牧柵


電気牧柵について

 
獣害の広がりとともに「電牧」が広がりつつあります。
鹿やタヌキ、はては猪まで電気柵の使用で獣害を抑制できるようになりました。
使用が広がるにつれ、単に「電気柵」と呼ばれることも多くなり、金網や樹脂ネットタイプも生産されています。
 
電気柵は、100Vやバッテリーを電源とする電牧器が発生させるパルス電流を電牧線に流し、これに触れた動物にショックを与えて田畑などへの侵入を防ぐものです。
電圧は数1000Vにも達しますが、法律で定められた「電気柵」を使用する限り、危険なものではありません。
テレビでニュースになった川での人身事故の様なことは起きません。
電牧線(主にポリワイヤー)を杭毎に碍子に固定していくタイプが主流です。
 
電源につきましても電池式やバッテリー別置タイプ、ソーラー充電式などもございます。
 


電気牧柵設置の注意点について

 
電牧器の実用距離というのは一定の条件を想定しないと出せるものではありません。
例えばワイヤーの種類、電牧の段数などの条件のや地面への漏電量で効果が変わってきます。
 
漏電の原因で一番多いのが雑草による地絡になります。
雑踏が伸びて電気の通っている線に触れることでそのラインの電気が地面に逃げ、電気牧柵としての効果が低減してしまいます。
また、結び目をあまりぐるぐる巻きにしたりこぶ結びをいくつもつくったりすることでショート(短絡)が発生しやすくなり配線が断線するといった現象も発生してしまいます。
電線の切断面なども絶縁テープを用いて処理することで原因を減らす事ができます。
 

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