火災報知器

 

防災袋


火災報知器について

 
平成23年より既存の住宅にも火災報知器の設置が義務づけられました。
 
火災現場では、炎よりも煙の方が危険とされています。
火災報知器の役目は、煙をいち早く検知して、逃げ遅れを防止するためのものです。
必ず設置をして、消防署へ設置届を提出してください。
当社で設置した火災報知器につきましては、すべて消防署へ設置届を提出しております。
また、岐阜県高山市ではキッチンへの設置義務はありません。
寝室と階段室への設置だけで問題ありません。
 


火災報知器の種類について

 
火災報知器につきましては、単独鳴動型と一斉鳴動型があります。
単独鳴動型は、火災の起こった場所のみで火災を知らせ、一斉鳴動型は、火災が起こった場所以外の報知器と連動して火災を知らせることができます。
 
連動型の使用の仕方としましては、親機が必ず1台必要で、残りはすべて子器で対応します。
親機1台に対して、子器は14台まで増設できます。
煙感知形、熱感知形の混在でも大丈夫です。
 
熱感知形はキッチンなど、煙の多く出る場所に使用します。
煙感知形はグリルの煙や水蒸気で誤動作するためです。
本体色が黄土色の物は、和室の天井や壁、柱に適した色目となっております。
 
新築住宅では火災報知器の設置は義務化されています。
設置してからも放置するのではなく、一年に一度しっかり鳴動するかのテストをお勧めいたします。
※火災報知器の電池性能につきましては10年の保障です。
 

設置しなければならない場所について

 
設置しなければならない場所は、寝室(子ども部屋でも就寝する場合は必要)と、2階以上に寝室がある階の階段部分(寝室へ向う階段の上端)となっています。
※寝室が3階にある場合は、2つ下の階の階段部分に設置します。2階の階段にあれば、設置しなくても大丈夫です。
※寝室が1階のみにあって、3階に居室がある場合は3階の階段部分に設置します。すでに2階の階段部分に報知器があれば、設置しなくても大丈夫です。
 


設置する場所の注意点について

 
①梁や壁からは60cm以上離れた天井に取りつけてください。
② エアコンや、換気扇、換気口などからは1.5m以上離れた場所に取り付けてください。
③ 壁掛けで取付される場合は、天井から15~50cm以内に取り付けてください。
④ 駐車場、キッチン、ホコリの多い場所へは、できる限り煙感知式の物を取り付けないでください。誤動作の原因になります。

実際にあった誤動作とその対処法

 
①蚊取り線香の煙での反応。
 
煙で誤動作し、停止ボタンを押すも5分毎に鳴動し、それを2~3回繰り返した。
 
対処方法‥ドライヤーの冷風をしばらくあてて、報知器内部の煙を取り除く。
 
②急激な温度変化による誤動作。
 
断熱材のない天井(屋根の構造材の真下)へ取り付けたが、夏場の朝に激しく鳴動してしまい、停止ボタンを押すも5分毎ごとに鳴動を続け、それを2~3回繰り返した。
 
対処方法‥温度変化が少なくなるように、熱を直接浴びない場所に移動する。
 
③ 雨漏りした雨水での破損。
 
雨漏りの水が一斉鳴動型の子器内に侵入して破損。
報知器が自動で行う定期通信確認ができず、定期的に「ピッピッ」と音が鳴り続けた。
 
対処方法‥破損した子器の登録を親器から消去して、新しい子器を認識させた。
 

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