ファンコンベクターとは、温水暖房は温水(温めた不凍液)を循環させ、その温まった空気を室内にファンで送り出すものです。
室内で火を使わず、屋外に設置したボイラーにて不凍液を暖めるために室内に排気が出て来ないのが特徴です。
また乾燥し過ぎや結露も発生しにくい特徴があります。
室内にある空気を温めて循環させるだけなので匂いも気になりません。
室内置きのタンク式ストーブとは違い、屋外タンクからの自動給油になりますので油切れしてタンクを持って移動する手間もありません。
※屋外タンクには給油が必要になります。
使わない期間、片づけるときも専用のプラグを外して室内にある本体を片付けるだけと簡単です。
ただし専用のホース内を温水(温めた不凍液)が行きかうので、そのホースが届く位置でしか使えないというデメリットもあります。
ファンコンベクター用のボイラーにつきましては、ボイラーの排気が安全に排出できる場所への設置になります。
室内機、室外機ともに電源100V(ボルト)が必要となりますので、事前にお客様と打ち合わせをして電源がない場所への施工の場合には配線工事も同時に行います。
室外には循環温水(不凍液)を温めるボイラーとその燃料の灯油を入れておくタンクを設置する場所が必要になります。
ファンコンベクター専用の接続用プラグの設置場所につきましては、お好きな場所を指定していただくことができます。
※接続用プラグの位置により専用のボイラーの位置をこちらで指定させていただく場合があります。
灯油タンクの設置、灯油管の配管、ヒーター本体の設置からすべて当社で行います。