シーリングファンについて
高所に溜った熱気や室内の空気を攪拌してくれるシーリングファン。
正しい使い方をご存知でしょうか？
夏場は空気が上方向に流れる様に回転させ、足もとに溜まっているアコンの冷気を引き上げて冷房効果を高めます。
冬場は空気を下方向に流れる様に回転させ、天井付近に溜まっている温まった空気を押し下げて暖房効果を高めます。
当社で取り扱っているシーリングファンはリモコンで簡単に切り替え可能ですので、煩わしい操作は不要です。
暖房の効きにくい吹き抜けや高天井の空間、 空気対流の少ないマンションなどに設置すると効果的です。
ファンの風向きはリモコンで上下どちらにも切り替え可能。
気流効果によって体感温度が下がり、それにって冷房設定温度を上げることができます。
また、体感温度が変わることで冷房の運転時間を短くすることも期待できます。
シーリングファンの工事について
吹き抜けに設置されることが多いシーリングファン。
ファンのみのシンプルナなものや、照明器具が付いたものなどもご用意する事ができます。
羽の大きさやデザインも各種ありますので、打ち合わせにはカタログを見ながらのご説明とさせていただいております。
当社で設置するものにつきましては、後々本体に照明器具を増設したり、高さの調整が可能な製品を取り扱うようにしております。
高所への設置後でも、球替えや掃除がしやすいようシーリングファン専用の昇降機を取り付けたりすることも可能です。
ただし、昇降機につきましては専用スイッチの配線や建築工事が発生します。
シーリングファンは本体そのものが大きく重量もあります。
設置時には強固な下地にビスで取り付けを行います。
取り付け専用のベースを強固に取り付けたのちにシーリングファンを取りつけるのですが、万が一でも落下すると大変危険ですので、必ず落下防止のワイヤを用いて取り付けベースと本体とをつなぎます。
シーリングファン本体はネジで取り付けベースで確実に固定されますが、万が一それらが脱落し本体が外れたとしても、下への落下を防ぐ役目を落下防止ワイヤが果たしてくれます。
※本体と取り付けベースを固定するネジは簡単に外れることはありません。
シーリングファンの回転方向について
夏期（冷房時）
夏場は風向きを下向きにして運転するのが基本になります。
ゆったりとした気流を天井側から送ることにより、体感温度を下げ、快適な涼感を得ることができます。
冬期（暖房時）
冬場は風向きを上向きにして運転するのが基本になります。
天井近くに溜っている暖気を拡散し、室内の温度ムラを和らげて足元まで暖かさを広げます。
シーリングファン施工写真
